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インボイスに思わぬ副反応 経理のデジタル化進むか
石橋茉莉
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多様な観点からニュースを考える
国の政策は、望ましい副反応をもたらすことがある。
今年10月、日本でもインボイス(適格請求書)が導入される。8%と10%の消費税率ごとに区分した税額を記載するものだ。財務省は制度設計時から「経理のデジタル化」が必須だとみていたが、長い猶予期間を経ても企業の対応は遅れてきた。制度開始まで半年を切り、デジタル化に向けた官民の動きが活気づく。
霞が関は10年前から、日本の成長戦略の一環として経理のデジ...
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