日本ケミファ純利益52%減 23年3月期、出荷停止響く
日本ケミファは8日、2023年3月期の連結純利益が前の期比52%減の3億3900万円になったようだと発表した。21%減の5億5000万円とした従来予想を下回り、減益幅が拡大する。22年12月に後発薬の主力商品など一部製品について製造工程で確認が必要な点があり、出荷を一時停止した。売上高が落ち込んだ。
売上高は3%減の315億円で従来予想を9億円余り下回り、営業損益は2億4100万円の赤字(前の期は8億2500万円の黒字)で、3億円の黒字予想から赤字に転落したようだ。主力のアレルギー検査機器・試薬は好調だったが、出荷停止による影響を補えなかった。
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