脱炭素の現状と課題(4) カーボンプライシングの理論 - 日本経済新聞
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脱炭素の現状と課題(4) カーボンプライシングの理論

立命館大学教授 林大祐

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環境省の「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」は、2018年に取りまとめを公表しました。それによると、実効炭素価格(排出枠価格、炭素税、エネルギー税の合計)が高い国ほど、炭素生産性が高い傾向にあります。

カーボンプライシングには、明示的および暗示的な制度があります。明示的な制度は、炭素排出に対し直接的に価格を付すことです。具体的な制度は排出量取引と炭素税です。暗示的カーボンプライシングは...

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