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甘くない「最後の貸し手」 高い金利、信用不安増幅も
金融PLUS 金融グループ次長 亀井勝司
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米地銀3行が相次いで破綻した。共通するのは、急速な米利上げで保有する債券や住宅ローン債権の価値が下がり、信用不安から預金が流出して手元資金が枯渇する構図だ。米連邦準備理事会(FRB)は「最後の貸し手」として銀行への資金供給を増やしているが、それが信用不安を増幅する皮肉な実態も浮かぶ。
「我々が間違いを犯したことは十分に認識している」。FRBのパウエル議長は0.25%の利上げを決めた3日の米連邦公...
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