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ウォール街、瀬踏みの来日 追い風生かす変革なるか
本社コメンテーター 梶原誠
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米ウォール街の大物が続々と来日している。日本はそれほどカネの臭いがするのだろうか。
3月31日の各紙朝刊に載った「岸田首相の動静」は市場で話題になった。米大手運用会社ブラックストーンの最高経営責任者(CEO)、スティーブン・シュワルツマン氏が首相を訪ねていた。企業や不動産を軸に1兆ドル弱(約130兆円)の運用資産を誇る同社は2年前、日本でも8ホテルの一括買収で注目を浴びた。投資機会がもっとあると...
東京、ニューヨーク、ソウル、香港を拠点に市場を通して世界を見てきた。アジア通貨危機、日本の金融危機、リーマン危機も取材。編集委員、論説委員、英文コラムニストを経て2017年2月より現職。市場に映る全てを追う。